まったり過ごしてたら文化庁の文化審議会のパブコメの締切がうっかり過ぎていたのだが、今日まで延長になっていたので、慌てて書いて先ほど文化庁にメールをした。
この文化審議会では、地域のことや、アーツカウンシルのこと、演劇で言うと劇場法のことなど、たいへん興味深い内容が随所で議論されていた様子である。私としても、何の問題に対してパブコメ出そうか迷ったのだけど、とりあえず自分がブレずに意見できるアートマネジメント人材のことについて意見を出すことにした。
以下、まるまる転載する。
しかし書きながら思ったのは、これはとても自分自身の今の立場を反映した意見だなと言うこと。恣意的な内容だなぁとも思ったけど、黙っているより言ったほうがいいことも多いわけで、ここに意見表明をするのである。
みんなはどう思うのかな。
この文化審議会では、地域のことや、アーツカウンシルのこと、演劇で言うと劇場法のことなど、たいへん興味深い内容が随所で議論されていた様子である。私としても、何の問題に対してパブコメ出そうか迷ったのだけど、とりあえず自分がブレずに意見できるアートマネジメント人材のことについて意見を出すことにした。
以下、まるまる転載する。
しかし書きながら思ったのは、これはとても自分自身の今の立場を反映した意見だなと言うこと。恣意的な内容だなぁとも思ったけど、黙っているより言ったほうがいいことも多いわけで、ここに意見表明をするのである。
みんなはどう思うのかな。
−−
該当項目及び頁数
◇別添美術WGにおける意見のまとめ【14頁〜19頁】
(3)アートマネジメントに関する人材の育成について
「芸術性と経済性の両立が可能な知識・経験を有したアートマネジメントに関する人材を育成する」ことに大いに賛成します。
情報通信機器や交通インフラの発達により、この国が国際的にもより競争に晒されるようになってきている今、我々が他者(他国)との競争に打ち負けず生き抜くために、経済センスは必ず必要なものと考えます。これは文化芸術においても言及できるものであり、戦略的に、日本ないしは自地域の芸術文化を発展させていくために、経済性を熟知した人材の存在が必ず必要と考えます。
しかし、現在国内でアートマネジメントに関わる人々のうち、経済的な知識・経験を有している人材の数は、十分とは言えない状況です。近年の行政・民間による積極的なアートマネジメント人材育成のプロジェクト等々により、以前に比べれば飛躍的に経済知識を持つ人材は増えてはいますが、まだその人々の経験値はとても低い状況ではないでしょうか?(例えば実務経験として、経理の経験はあるが会計の経験まで及んでいない。数十人規模のプロジェクトマネジメントの経験はあるが、数千人規模レベルのプロジェクトマネジメントの経験はない。組織構成員の短期的なマネジメントの経験はあるが、中長期的なモチベーションマネジメントの経験はない、など。)
この現状を打破するために、主に下記2つの方法を採ることが必要ではないかと私は考えます。
(1)大学・大学院におけるアートマネジメント人材の育成
(2)既に社会経験が豊富で、経済性を理解している人材の、文化芸術業界への積極的スカウティング
1に関しては、ワーキンググループで提示された意見に賛成いたします。大学・大学院において、芸術性と経済性をともに教育する環境の更なる整備は急務と考えます。
2に関しては、既に経済的感覚を保持している人材をこの業界に獲得することで、経済面からの戦略的優位性を確保するべきという考えによるものです。具体的には、民間企業での経験を経た専門的人材の雇用・業務委託契約等により、経済的知見を取り入れることが出来ないだろうかと考えます。一例として、ファンドレイジングの実務にあたって投資家との折衝に長けた金融機関出身者を採用することや、組織運営の実務にあたって民間企業での人事労務や教育研修の経験が豊富な人材を採用することなどが考えられます。それらの専門的知見を軸に、現場においては芸術性の理解を深めるプログラムを組んだ教育を施すことで、芸術性と経済性の両立が可能な人材となり得るのではないでしょうか。
上記を実現可能とするための施策として、文化芸術の現場における専門的人材の雇用に関する税制優遇・インセンティブの確保、環境整備のための法的根拠の確立が必要と考えます。
これらの施策によって育成された人材がパフォーマンスの高いアートマネジメントを実践し、限られた文化への投資が最大のリターンを生むように計り、我々のより豊かな生活が実現することを期待します。
以上
−−
<参考>
文化庁 | 文化審議会著作権分科会法制問題小委員会「権利制限の一般規定に関する中間まとめ」に関する意見募集の実施について
文化審議会文化政策部会「審議経過報告」に関する意見募集について(7/9締切) | メセ協スタッフのブログ
Togetter - 「文化審議会文化政策部会「審議経過報告」に関する意見募集の実施について」
TORAO.doc: パブコメ、出しました
PINstage高崎の「さくてきブログ2」 : 文化審議会のパブコメはかつてないチャンス(締め切り3日後|23日)
CPNETの高萩さんのメール
該当項目及び頁数
◇別添美術WGにおける意見のまとめ【14頁〜19頁】
(3)アートマネジメントに関する人材の育成について
「芸術性と経済性の両立が可能な知識・経験を有したアートマネジメントに関する人材を育成する」ことに大いに賛成します。
情報通信機器や交通インフラの発達により、この国が国際的にもより競争に晒されるようになってきている今、我々が他者(他国)との競争に打ち負けず生き抜くために、経済センスは必ず必要なものと考えます。これは文化芸術においても言及できるものであり、戦略的に、日本ないしは自地域の芸術文化を発展させていくために、経済性を熟知した人材の存在が必ず必要と考えます。
しかし、現在国内でアートマネジメントに関わる人々のうち、経済的な知識・経験を有している人材の数は、十分とは言えない状況です。近年の行政・民間による積極的なアートマネジメント人材育成のプロジェクト等々により、以前に比べれば飛躍的に経済知識を持つ人材は増えてはいますが、まだその人々の経験値はとても低い状況ではないでしょうか?(例えば実務経験として、経理の経験はあるが会計の経験まで及んでいない。数十人規模のプロジェクトマネジメントの経験はあるが、数千人規模レベルのプロジェクトマネジメントの経験はない。組織構成員の短期的なマネジメントの経験はあるが、中長期的なモチベーションマネジメントの経験はない、など。)
この現状を打破するために、主に下記2つの方法を採ることが必要ではないかと私は考えます。
(1)大学・大学院におけるアートマネジメント人材の育成
(2)既に社会経験が豊富で、経済性を理解している人材の、文化芸術業界への積極的スカウティング
1に関しては、ワーキンググループで提示された意見に賛成いたします。大学・大学院において、芸術性と経済性をともに教育する環境の更なる整備は急務と考えます。
2に関しては、既に経済的感覚を保持している人材をこの業界に獲得することで、経済面からの戦略的優位性を確保するべきという考えによるものです。具体的には、民間企業での経験を経た専門的人材の雇用・業務委託契約等により、経済的知見を取り入れることが出来ないだろうかと考えます。一例として、ファンドレイジングの実務にあたって投資家との折衝に長けた金融機関出身者を採用することや、組織運営の実務にあたって民間企業での人事労務や教育研修の経験が豊富な人材を採用することなどが考えられます。それらの専門的知見を軸に、現場においては芸術性の理解を深めるプログラムを組んだ教育を施すことで、芸術性と経済性の両立が可能な人材となり得るのではないでしょうか。
上記を実現可能とするための施策として、文化芸術の現場における専門的人材の雇用に関する税制優遇・インセンティブの確保、環境整備のための法的根拠の確立が必要と考えます。
これらの施策によって育成された人材がパフォーマンスの高いアートマネジメントを実践し、限られた文化への投資が最大のリターンを生むように計り、我々のより豊かな生活が実現することを期待します。
以上
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<参考>
文化庁 | 文化審議会著作権分科会法制問題小委員会「権利制限の一般規定に関する中間まとめ」に関する意見募集の実施について
文化審議会文化政策部会「審議経過報告」に関する意見募集について(7/9締切) | メセ協スタッフのブログ
Togetter - 「文化審議会文化政策部会「審議経過報告」に関する意見募集の実施について」
TORAO.doc: パブコメ、出しました
PINstage高崎の「さくてきブログ2」 : 文化審議会のパブコメはかつてないチャンス(締め切り3日後|23日)
CPNETの高萩さんのメール
