前回[nekodemo]大湯環状列石の円形広場が示すもの〜もうすぐ世界遺産の続き。
ところで鹿角市には、世界文化遺産にまもなく登録されそうな大湯環状列石とは別に、既にユネスコ無形文化遺産に登録されている「大日堂舞楽」というものがある。
大日堂舞楽は、鹿角市の大日堂(大日霊貴神社)で正月2日に演じられている芸能である。
演じられる場所である大日堂を、私も何気なく見学してみた。本当に何気なく訪れたのだが、訪れてみて心底驚いた。それは、じつはここも「広場」だったことに気づいたからだ。

大日堂のお賽銭箱にお賽銭を入れ、二礼二拍手一礼をする。ここまでは一般的な神社と同じだ。
しかし大日堂の堂の中に入ることができたので、何の気なしに入ってみる。
そうすると、どうか。
そこには、私が想像していた神社の本堂とはまったく異なる空間が広がっていた。
そこは「広場」であり、「劇場」だった。
大日堂舞楽が演じられる広場は、劇場なのである。続きを読む
ところで鹿角市には、世界文化遺産にまもなく登録されそうな大湯環状列石とは別に、既にユネスコ無形文化遺産に登録されている「大日堂舞楽」というものがある。
大日堂舞楽は、鹿角市の大日堂(大日霊貴神社)で正月2日に演じられている芸能である。
演じられる場所である大日堂を、私も何気なく見学してみた。本当に何気なく訪れたのだが、訪れてみて心底驚いた。それは、じつはここも「広場」だったことに気づいたからだ。

大日堂のお賽銭箱にお賽銭を入れ、二礼二拍手一礼をする。ここまでは一般的な神社と同じだ。
しかし大日堂の堂の中に入ることができたので、何の気なしに入ってみる。
そうすると、どうか。
そこには、私が想像していた神社の本堂とはまったく異なる空間が広がっていた。
そこは「広場」であり、「劇場」だった。
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