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アートマネジメント、舞台照明、表現教育、地域コミュニティ文化、webマーケティング、金融をたしなみたい。趣味だじゃれ。

岡山県高梁市に出かけたら、駅前に図書館があった。
入り口に蔦屋書店の表示もある。
蔦屋書店のフォントと、高梁市図書館のフォントが同じではないか。
これは、かの有名なCCCが指定管理者になっている公共図書館というではないか!

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ということで、入ってみた。

図書館の中はとってもおしゃれ!

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なお、図書館以外にも、前述の蔦屋書店や、スタバ、観光案内所も入っている。

中の人に聞いてみたら、この建物内の図書館エリアと書店エリアは地続きになっていて、本棚で区切られつつ、カーペットの色で違いがわかるようになっているそうだ。
とはいってもその区切り方が絶妙で、図書館で本を選ぶ行為と、書店で本を選ぶ行為がシームレスに出来るように導線設計されているんだろうなと分かる。

なお、図書館の蔵書はどうなっているかというと、こんな感じ。

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映画「あのこは貴族」を見た。

前半は、貴族と一般人とのギャップが描かれる。

貴族である華子が松濤に住みながら家事手伝いで不自由なく暮らしている一方、一般人である美紀は、富山の地方生まれで学費を自分で工面しなければならないほどの暮らしぶりである。この対比の感覚、見たことある。

ちなみに台詞の中には出てこないが、美紀の地元の駅として登場したのは富山の魚津駅である。台詞の中だけで登場する「アピタ」なんて、松濤には存在するはずもない典型的な地方商業施設であり、北陸方面の地方都市によく見られる歩道上アーケード形式のシャッター商店街や、同窓会が開かれるホテルの宴会場の安っぽい感じとか、じつに地方感あふれた絵が登場する。

松濤の華子のほうは、現実的にはいくら松濤に住む開業医の娘と言っても、トイレの汚い安居酒屋に驚くようなことは無いんじゃないかと思うのだけれど、デフォルメされた貴族の姿として至極納得できる。

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文化系人たちが悶絶していると聞いて、映画「花束みたいな恋をした」を見た。

文学、音楽、漫画などのサブカル固有名詞がたくさん出てくるところが、ひとつのキャッチ―さとなって文化系の人たちがざわついているのだけれど、文化系じゃない人が見ると、サブカルの細かな話ではなく、男女がどんどんすれ違っていくという大雑把なストーリーで語られるんだろうな。

劇中では、映画「ショーシャンクの空に」やアーティストのONE OK ROCKという言葉も出てくるわけだが、サブカルな話題に寄ってそうで全然寄ってない、いわばサブカル系との断絶を意味するこれらの作品名やアーティスト名の選択を「ぷぷぷ」と笑えるかどうかが試金石となりそうである。続きを読む

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