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アートマネジメント、舞台照明、表現教育、地域コミュニティ文化、webマーケティング、金融をたしなみたい。趣味だじゃれ。

シアターコモンズ21のツアーパフォーマンス、高山明/Port B「光のない。ーエピローグ?」を体験した。

この作品は、2012年にフェスティバルトーキョーで上演された作品のリクリエーションである。
当時のフェスティバルトーキョーをプログラム・ディレクターとして手掛けていたのが相馬千秋さんであったわけだが、今回シアターコモンズで再び手掛けたのも相馬さんである。

新橋のディープスポット「ニュー新橋ビル」をスタート地点にして、観客が新橋エリア内の指定された場所に赴き、ラジオの周波数をあわせて流れてくる音声(台詞)に耳を傾ける、という構成である。内容は、福島の原発の話だ。

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地方行政というものはみなさんのイメージ通り、おかしな制度が生き残っていたりするわけだ。
意味もなくハンコ押さないといけないとかハンコ押さないといけないとか。おいおい、それ印鑑押せっていうけど、本人確認にも何にもなってないのに意味あるのかよみたいなやつ。

ということで、先日そのような、地方行政におけるおかしな制度に遭遇した。

詳細は省くが明確に生産性のない制度で、住民にとっても無駄な制度だし、行政職員にとっても意味を為していない制度だったので、「おかしくないですか?」と目の前にいた行政職員に言ってみた。

そしたらその行政職員がこう答えるのである。
「私たちもおかしいと思ってるんです……。変えてほしいと上に要望は出してるんですが、ぜんぜん変わる気配が無くて……。」

おい!

なんだよそれと思ったので、ここはひとつ、えらい人の力を借りることにした。

地方行政のえらい人といえば、議員である!!

思い出したのは、フローレンスの駒崎さんのこの発言。



そうか、政治家にメールを送ってみるとよいのだな、という気づきを得たわけである。続きを読む

山中カメラという名前のアーティストがいる。
その山中カメラ氏の作品をおさめた書籍というかCDが先日発売された。

山中カメラ氏は、盆踊り(BON-DANCE)をいろいろな地域で作っているサイトスペシフィックなアーティストのひとりだが、その各地の盆踊りをCD化して発売したというわけだ。

このCDには11曲が収録されているのだが、その中でもやはりどうしても何度も聞いてしまうのは別府最適音頭だろう。

別府最適音頭は、大分は別府で開かれた芸術祭「混浴温泉世界」(2009年)で披露された作品である。

じつは私も初披露のそのとき、別府にいた。
別府タワーで開催された別府最適音頭のお披露目は、本当に本当に異常な盛り上がりだった。盆踊りだし、その場にいた人たちみんなで踊りだすの。しかも何度も。

あの場にいた人の多くは、きっと私と同じようにあの瞬間を忘れていないのではないだろうか。
そこにいたのは200人くらいだったそうだが、たまたま自分がそういう場にいられたのは奇跡だなと思う。

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