ちまたで話題の、日本芸術文化振興会『「文化芸術活動への助成に係る新たな審査・評価等の仕組みの在り方について(報告書案)」に関する意見募集の実施について』。
PDFはここ
これ、もうみんな読んだだろうか?
タイトルからして長すぎて意味不明だけど読んだほうがいいよこれは。

たかさきさんがアーツカウンシル検討委の報告書案は、こんな風に読め!!!と書いていたり、TORAOさんがアーツカウンシルに関するパブコメの所感に書いているが、私も同様のところが引っかかった。
助成事業の課題にある「設立間もない団体や地域の団体が不利になる可能性がある」についての解決策が何ら示されていない。

ということで私も意見をメールしたよ!
ニホンゴが不自由で恥ずかしいけど以下転載。

<意見>

 報告書案の現在の振興会における審査の課題として挙げられている「審査委員の目に触れることが少ない設立間もない団体や地域の団体が不利になる可能性がある」について意見いたします。
 この「設立間もない団体や地域の団体が不利になる可能性がある」については私も大きな課題だと感じます。振興会の支援は、経済的自立が難しい団体を対象としているのであり、その意味では設立して間がなく基盤の弱い団体こそ支援すべき最たる対象であると考えられます。また、東京を中心とした関東在住の委員を中心とした審査では、関東以外の地域で活動する団体に目を向けられることが物理的に少なくなり、そもそも支援すべきかどうかの議論の土俵にも上がれないことは由々しき状態だと考えます。
 しかし、今回の報告書案では、この課題に対する解決策が何ら明示されていないと感じます。

 これらの課題を解決する施策は様々に考えられると思いますが、一例として下記のような項目を報告書に取り入れることを提案いたします。

(1)PD及びPOの機能及び役割等に下記を追加する
○PD及びPOは、振興会が支援すべき理由を明確に認識したうえで、若手団体への支援のため一定の割合で設立間もない団体への審査に積極的に関与するようにする
○PD及びPOは、地域の団体を不利にしないように、一定の割合で地域の団体への審査に積極的に関与するようにする

(2)PD及びPOに求められる資質・能力等に下記を追加する
○PD及びPOは、担当分野の専門知識を有するだけに留まらず、振興会が芸術団体を支援すべき理由を明確に認識し、若手団体の現状をよく理解していることが求められる
○PD及びPOは、特定の地域を生活圏とする人材だけでなく、幅広く全国津々浦々の団体に目を向けられるようにバランスよく選出されるべきである

 (1)については、若手団体ないしは地域団体が積極的に選ばれるよう、一定の割合で支援審査の優遇措置を取るということを意味します。例えば、地域の団体が審査対象となりやすくするよう、関東以外の地域で活動する団体を一定割合以上必ず審査する、という取り決めを行うことが考えられます。
 (2)については、PDおよびPOの人選段階において、若手団体および地域団体のことをよく知る人材を積極的に選出するということを意味します。例えば、特定の年齢以下の人材や特定の地域で生活する人材を、一定割合以上必ず選出する、という取り決めを行うことが考えられます。

 以上、よろしくお願いいたします。

こういうのは文句ぶーたれてるよりもアクションしたほうがいいので、みんなも思うところはガンガン意見しよう。
意見募集は6月8日まで!