立憲民主党の代表選挙に立候補していた小川淳也氏が、青空集会と称して野外で演説会をやっていた。
通りすがりにその機材チェックをしてみたのでメモ。

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どこかから電源を引っ張ってるのかなと思ったが、バッテリーを持ち込んでいたようす。
スタンドに取り付けたスピーカーを上手・下手にそれぞれ設置し、聴衆に向けて設置。スピーカーはYAMAHAのDBR12。アンプドスピーカーで、背面でたぶんツマミ調整できると思われ、スタッフがいちいちスピーカーの背面に立って音量調整をしていた。

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マイクは有線が1本。そしてワイアレスが1本。候補者自身や司会者は有線を使い、聴衆がワイアレスを使っていた。聴衆はそんなに遠いところにいるわけではなかったが、ワイアレスマイクの調子が悪いときがあり(電池切れ?)、やむなく有線マイクを流用しているシーンもあった。

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リアルタイム配信もしてたのだが、その機材は上記の機材とは完全独立していて、音はラインで取ってるわけではなくて配信用カメラのマイクで独自に収録していた。


小川淳也氏といえば、映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」に写りこんだ選挙事務所のシーンを思い出す。衆院選挙の際の選挙事務所に、パーライトが設置されていたのだ。
こういうところにお金をかけられるのが立派な政党で資金力があるということなんだろう。
弱小政党や泡沫候補ではそこにお金かけられない。

青空集会で、簡素でありながらしっかりとしたPAシステムを構築できるのも、ある程度知識を持ったスタッフを揃えられる力や資金力を感じた。