(前のエントリーの続き)
ボランティア情報を得ることを目的とするのであれば、mixiのコミュニティを見つけることが出来れば、だいたい事足りる。mixiは総合SNSであり災害専門SNSではない。よって、その情報に辿り着くまでに多少の難儀はあるかもしれない。しかし、mixiが毎日多くのアクセスを稼いでおり、たくさんのユーザーにリーチしていることは事実であり、本気で探せばいつかmixiの当該コミュニティに辿り着くことは出来るだろう。
しかし、被災の情報というのは何もボランティアの情報だけを指すのではない。
それよりも切実に求められるのは、被災した地域の人たち自身が求める超即効性のある情報だ。
例えば、地震が起きた直後に必要な情報は、「どこの地域がどの程度の被害なのか」「これからその地域がどうなるのか」といった類のものである。
具体的には、「今この瞬間、自分の子どもが住んでいる地域の被災状況を知りたい」というようなニーズである。