これまでどこか他人事のように思っていた戦争が、にわかに日本でも現実味を帯びてきている。少なくとも私にとっては。
これまで、世界のどこか遠くの国の出来事だと思っていたテロや戦争が、北朝鮮とアメリカの判断次第で、もしかしたら私たちの国のすぐ近く、いや私たちの国そのもので起こるかもしれないと思っている。
ではこの状況で、戦争を起こさないために私たちができることは何なのか。
先日、東京都写真美術館にふらっと立ち寄った。決してこれを目的に足を運んだわけではないのだが、たまたま開催していたフォトジャーナリスト長倉洋海さんの写真展を見る機会があった。すると、偶然にも、長倉洋海さん本人がちょうど来館していて、ギャラリートークをおこなっているところだった。世界の紛争地域を写真におさめてきた長倉洋海さんは、戦争を動かす政治家やトップ層の写真ではなく、戦争に巻き込まれた市井の人々の写真を多く撮っている。
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これまで、世界のどこか遠くの国の出来事だと思っていたテロや戦争が、北朝鮮とアメリカの判断次第で、もしかしたら私たちの国のすぐ近く、いや私たちの国そのもので起こるかもしれないと思っている。
ではこの状況で、戦争を起こさないために私たちができることは何なのか。
先日、東京都写真美術館にふらっと立ち寄った。決してこれを目的に足を運んだわけではないのだが、たまたま開催していたフォトジャーナリスト長倉洋海さんの写真展を見る機会があった。すると、偶然にも、長倉洋海さん本人がちょうど来館していて、ギャラリートークをおこなっているところだった。世界の紛争地域を写真におさめてきた長倉洋海さんは、戦争を動かす政治家やトップ層の写真ではなく、戦争に巻き込まれた市井の人々の写真を多く撮っている。
