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アートマネジメント、舞台照明、表現教育、地域コミュニティ文化、webマーケティング、金融をたしなみたい。趣味だじゃれ。

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文化庁が劇場法の指針についてのパブコメを募集している今日この頃。
衆議院選挙が終わったので私もそろそろ書き始めることにする。
みんなも出したほうがいいと思うよ!

さて、劇場法制定には音楽議員連盟が活躍したわけだが(というかスズカンががんばったと民主党の人が言ってたけど)、その音楽議員連盟の議員たちは今回の選挙でどうなったんだろう!

とりあえず副会長陣におきましては服部良一(社民)、横光克彦(民主)が落選した。あと会長の中野寛成(民主)が引退した。そしてそもそも事務局長簗瀬進(民主)は前から参院浪人中である。はて次の会長は誰になるのやら。

音議連はさておき、文部科学省の大臣や副大臣は、一体だれになるのだろうか。そして文化予算は一体どうなるのだろうか。

今年の9月に文化芸術政策の充実を求める国会請願が採択されているわけなので、というか自民党も賛成してるんだから、これを尊重して文化予算も要求通りに通してほしいですな。
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クラウドファンディングについてそろそろ言っておこうシリーズその3。続きを読む

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クラウドファンディングについてそろそろ言っておこうシリーズその2。続きを読む

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クラウドファンディングについてそろそろ言っておこうシリーズその1。

クラウドファンディングにおいて、金融プレーヤーが儲けるチャンスはあるのだろうか?続きを読む

静岡から社会と芸術について考える合宿ワークショップ」という催しがあったので行ってきた。

場所は、静岡県静岡市にある舞台芸術公園や静岡芸術劇場などである。主催は、SPAC(静岡県舞台芸術センター)。

振り返れば13年前。高校二年生の私は、オープンしたての舞台芸術公園でシアターオリンピックを見ている。実家、愛知県豊橋市から2時間ほど在来線に揺られ、わざわざ静岡市まで演劇を見に来たのだ。

当時、静岡県のお金を大量につぎ込んで開催されたシアターオリンピックと、ともに建設された劇場群は、高校生の私にも充分すぎるほど印象的だった。

たしかに静岡で、良い作品が見られた。高校生の多感な時期にその作品を見られたことは確実に今の自分に影響を与えているし、とてもいい経験だったと思う。

しかし、「よくもまぁ演劇にこんなに税金投入するなぁ」と思ったのも事実である。高校生のくせにそんなことを考えた。

おかげで、当時のSPAC(静岡県舞台芸術センター)の芸術総監督、鈴木忠志について調べはじめ、鈴木忠志が関わっている雑誌「演劇人」を読むようになり、そこの特集に「特集:地域演劇と公共劇場」なんていうのが載っているのを見つけちゃったりして、次第に地域演劇と公的資金の投入、そしてアートマネジメントに興味を抱くようになるのである。

折しも、豊橋に演劇専門劇場をつくる話が盛り上がっていた頃で、地元でもそういうシンポジウムに顔を出したりしていたのだった。

(その後、税金で劇場を運営することの意義に興味を持った私は、「演劇人」の記事中で読んだ世田谷パブリックシアターの劇場評価について関心を持つに至る。大学生のときには、その記事を書いていたニッセイ基礎研究所の吉本光宏さんが非常勤で教えていた他大学の授業に潜らせてもらった。そして卒論も、経営学科なのに公共劇場の評価について書いた。)

そんな思い出深い、私の原点ともいえる静岡での「社会と芸術について考える合宿ワークショップ」である。これは行かねばならない!

ということで行ってきました。

(しかしよくよく聞いたら、この企画の言いだしっぺはぼくも旧知でお世話になっている平松さんでした。なんという世の中の狭さ……。)

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IMG_0440 posted by (C)nekodemo

まずは舞台芸術公園内の劇場を見学します。
上の写真は楕円堂。続きを読む

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