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六本木ヒルズ盆踊りにいってきた。
盆踊りといえば炭坑節やら東京音頭やらドラえもん音頭が流れるわけだが、今年は東京五輪音頭-2020-という新曲が流れた!



オリンピックに向けてつくられた東京五輪音頭-2020-だけれど、なんと振り付けは井手茂太氏だった。



井手茂太氏といえば、日本を代表するオモシロ振付家だと私は思っておりまして、いい人選だなと思ったわけである。
(たまたま前回書いた記事でも、ちらっと井手茂太氏について言及したところ。)
もちろん、氏の主宰するイデビアン・クルーの公演にも何度か足を運んでいる。

そして今回、六本木ヒルズ盆踊りのやぐらのうえに、井手茂太氏本人が登場し、自ら振り付けの解説をして踊っていた。
しかし!
この振り付けが超難しかった!

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↑井手茂太氏のうしろ姿続きを読む

先日、バニラエアの台湾線に乗った。残念ながら機内トイレに金塊は見つけられなかったが、代わりに座席広告に不思議なものを見つけた。日本語ででかでかと「オル劇」って書いてあるの。しかしオル劇とは何なのか何の説明もない。ぐぐろうにも、LCCの機内ではネットに繋がらない。

しかし気になって仕方ないので、地上に降りてから調べてみた。
どうやらオル劇とは、オルタナティブシアターというやつのことらしい。有楽町に7月7日オープンした、訪日外国人をターゲットにしたノンバーバルパフォーマンス劇場のことのようだ。

訪日外国人向けに広告出稿してるのに、なぜ日本語で書いてあったのかは超謎だけど、そんなことは置いておいて、ついに東京にも訪日外国人向けのノンバーバルシアターができたのかと、わくわくである。

↓よく見たら、ぴあの冊子の裏表紙にも出稿してた。
IMG_2540続きを読む

■映画「ハクソー・リッジ」を見た。
以下、超ネタバレするので気になる人は読まないように。



ハクソーリッジは、第二次世界大戦時の、沖縄戦での実話をもとにつくられている。
予告編を見てもわかるとおり、米軍のとある兵士(主人公・アンドリュー・ガーフィールド)が、銃を持たず、衛生兵として多くの負傷兵の命を救ったことが描かれているのである。続きを読む

豊橋市議の長坂なおとくんが、豊橋市の来年度予算についてブログを書いていたので見に行ったのだ。
そしてそこから豊橋市のサイトに飛んで、予算概要の中身をみていたら、驚くべき内容があるではないか!

平成29年度 予算概要説明資料の中、豊橋市文化課の予算のなかにある予定事業欄に注目してみよう。
豊橋市のお金が使われて、例えば音楽では小曽根真が再びやってきたり、例年通り大道芸がおこなわれたりいろいろあるわけだが、舞台芸術欄にこんなものが書いてあるぞ。

◎新国立劇場バレエ団こどものためのバレエ劇場「しらゆき姫」
である。

なんと、新国立劇場バレエ団が豊橋にやってくるのだ!

untitled - 2903gaiyou続きを読む

真田丸ロスである。
しかしもう今日から今年の大河ドラマがスタートしてしまった。その名は「おんな城主直虎」である。そしてこの直虎は、なんと私の実家に超近い場所が物語の舞台である。

物語が繰り広げられるのは静岡県浜松市の井伊谷という辺りだそうで、駅名でいうと天竜浜名湖鉄道の気賀駅あたりだ。私の実家がどれぐらい近いかというと、いつだったかその辺りに住んでいる友人と約束して、マックスバリュー細江店で待ち合わせしたら車で30分ぐらいで到着した、という距離感である。
なのでその近所も馴染みがあり、井伊家の菩提寺である龍潭寺なんて何度訪れたことか。龍潭寺は「直虎」の第一話からさっそく登場しましたよ。

だが、そんな近所に住む私でも、井伊直虎のことはこれまでまったく知らなかった。徳川四天王である井伊直政はともかくとして。2年ほど前に大河ドラマの主人公に井伊直虎が決まったというニュースを見て、架空の人物かなぁと思ってしまったほどである。誰だよそれ、みたいな。

しかし直虎とは女性のことであるという解説を聞いたときに、なるほどなぁと思った。
女性活躍推進がブームな昨今、大河ドラマもコンスタントに女性を主人公に登用していかないといけないはずである。だからこそ、マイナーだけれど戦国期に活躍した女性ということでこの人物を主人公にもってきたのだ。

しかも女性を中心にドラマを作るとなると、何をもってドラマのカタルシスにするのか、とても悩ましくなりそうだなとも思う。男性が主人公の大河ドラマであれば、敵をばったばったと倒していき、その過程でさまざまな葛藤がありつつも、最終的にはあっぱれ悪いやつを倒しましたというような昇華のさせ方がやりやすい。けれど女性を主人公とした場合はどうか。悪いやつを倒していくような、いわば男性的な「成功」を描くことは女性を主人公にしたって可能だが、女性の成功ってそのひとつだけではない。だからこそ、女性主人公のドラマをどう描くのか、脚本家の腕の見せ所であり、かつ脚本家の腕が試されるところではないか。そしてそれは社会情勢を多分に反映するものだろう。続きを読む

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